◆狂犬病は、感染・発症すれば100%死に至る、おそろしい人獣共通感染症です。
現在、我が国ではその発生はみられておらず、国際的に見ても日本は「清浄地域」とみなされています。これは、日本が島国であること、飼い主の皆さまが比較的狂犬病の予防に熱心であることなどが原因であると考えられますが、依然周辺国では狂犬病の発生がみられており、いつ国内に侵入してもおかしくない状況にあります。また、狂犬病予防注射の接種率も、発生時のまん延を完全に抑え込むレベルには達しておりません。
狂犬病予防注射は、法令により、生後91日(3カ月)以上のワンちゃんに年1回接種するように義務付けられています。毎年4月に行われる集合注射でも接種できますが、ベルノス動物病院では、ワンちゃんたちにより安全な注射環境を提供できるよう、「病院内注射」をオススメしています。集合注射会場で“大騒ぎ”するワンちゃんでも、動物看護師が優しくおさえながら、安全・確実に注射いたします。
(1年中、いつでも接種できます。)