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栄養学上のアドバイス、減量プログラム

栄養学上のアドバイス

栄養学上のアドバイス ベルノス動物病院には、一般社団法人 日本動物看護職協会による「臨床栄養指導 認定動物看護師1級」の認定試験に合格したスタッフが在籍しております。私たちが飼い主さまから受けるご質問の多くは、食餌やおやつの与え方、肥満の予防など、栄養学上のことでもあります。
今後ますます、飼い主さまに対する栄養指導の重要性が増していくものと思われます。飼い主さまの高度なご質問にもお答えできますよう、ますますブラッシュ・アップしてまいります。ご期待ください。

減量プログラム

減量プログラム 最近、私たちがビックリするほどの“ヒマン犬”&“ヒマン猫”を見かけることが多くなってまいりました。おやつの与え過ぎ、運動不足など、その理由はさまざまですが、一貫して飼い主さまご自身がその原因を“認識して”いらっしゃることが、ある意味、深刻なことだと感じます。糖尿病、心臓病、関節炎、高脂血症などなど・・・。肥満のおよぼすリスクは、枚挙にいとまがありません。
ベルノス動物病院では、適切なカロリーコントロールによって理想体重に近づくためのアドバイスを行いたいと考えています。
ワンちゃん、ネコさんに合ったフードの選択から、必要なカロリー量の計算、定期的な体重測定と体脂肪率の測定(ワンちゃんのみです。)を行いながら、飼い主さまが楽しみに感じるような「減量プログラム」をご提供いたします。
ぜひ、このプログラムにご参加ください。(残念ながら、飼い主さまご本人は参加できません・・・。申し訳ありませんm--m)

COLUMN~「脂質異常症」ってなに?~

太っていないからって油断できない!!
脂質異常症(dyslipidemia)とは、「脂質代謝異常症」とか「高脂血症」などともいわれ、血液中のコレステロールや中性脂肪、あるいはその両方が高値を示す病態をいいます。ヒトでは動脈硬化症、心筋梗塞、脳血栓などをひき起こすことが知られていますが、動物でも脂質異常症とほかの多くの病気との関連性が指摘されています。
■脂質異常症は、通常の健康チェック(血液検査)で見つかることがほとんどで、それだけハタ目にはわからないことが多いのです。必ずしも太っているワンちゃん、ネコさんだけで認められるわけではありませんので、注意が必要です。
■血液検査で“脂質異常症の疑い”と判断された場合、ほかの病気、たとえば糖尿病とか副腎・甲状腺などの内分泌系疾患、肝胆道系疾患や循環障害などがないか、ていねいに診ていく必要があります。現在は、動物でも 「血中脂質代謝解析サービス(Lipo TEST)」を利用することができ、善玉と悪玉のコレステロール&中性脂肪の分類・解析が可能になりました。
■Lipo TESTによって、明らかな脂質異常症(悪玉コレステロールや悪玉中性脂肪の増加)と判断された場合、適切な食事療法や内科的治療を行うことで、脂質系の数値の改善はもとより、関連疾患の症状の軽減が期待できます。
■ベルノス動物病院では、体重だけにこだわらない“本当の意味でのメタボ対策”に力を入れています。お問い合わせは、お電話(03-3696-7100)でお気軽にどうぞ!