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獣医師(院長)紹介

伊東秀行(いとう・ひでゆき) 院長・獣医師
Hideyuki Ito | Director and Doctor

血液型: O型
趣味: 毎週火曜日の深夜におよぶネットサーフィン、ロードバイク、美味しいもの目的の中・長距離ドライブ
自己紹介: 大学院修了後、都内の製薬企業の中央研究所に勤務。ネクタイ&スーツ姿が似合う?会社員でした。在勤中は、医学部への出向などを経験しながら、人体用新薬の研究開発に携わりました。
その後、2つの動物病院で計5年間の臨床経験を積み、平成4年、当地において「ベルノス動物病院」を開院いたしました。現在、診療以外の公的な仕事もいくつか抱え、限りある時間をやり繰りしながらの生活が続きます。
現在のところ、心身ともにいたって健康で、開院以来、病気やケガが原因で診療を休んだことは、ただの1度もありません。
所属団体: 公益社団法人東京都獣医師会
公益社団法人日本獣医師会
賞罰: ■東京都獣医師会会長表彰(平成27年10月12日)
■獣医事功績者表彰(平成29年9月10日)
■東京都環境局長感謝状(令和元年6月23日)

※当院では本サイト内において、かねてより「スタッフ紹介」欄を設けておりましたが、近年、SNS等とリンクさせた個人情報の漏洩、悪意ある第3者による情報の流布等が大きな社会問題となっており、安全上の理由から本欄を削除させていただきました。
院内にはスタッフボードを掲げてありますので、そちらをご覧ください。

動物看護師とは?

どんな些細なことでもご相談、ご質問ください 飼い主さまの動物医療に対するニーズが高まり、動物病院の仕事が多角化、高度化しつつある今、獣医師だけですべての仕事をこなすことは不可能となってきています。多忙な獣医師をフォローし、診療以外のすべてをこなしてくれる動物看護師たちに、私たち獣医師は心から感謝しなくてはならないと感じます。

動物看護師は、令和4年6月に議員立法として制定された「愛玩動物看護師法」によって、令和5年春から「愛玩動物看護師」として国家資格として認定されるようになりました。これによって、従前には獣医師のみに許されていた獣医療行為の一部を、愛玩動物看護師が担えるようになりました。獣医師の指示によって行う採血、投薬、カテーテルの挿入、マイクロチップの装着、ならびにマニュアル化された心肺蘇生措置などがこれにあたります。

愛玩動物看護師の国家試験は、動物看護師養成学校の学生のみならず、今まで民間資格である動物看護師として第一線で働いてきた現任者にも受験義務が課せられ、令和5年2月に第1回の国家試験が行われました。動物看護師養成学校の学生さんはもちろんですが、とりわけ、学校などの助言や後ろ盾もなく、仕事との両立を図りながら懸命に勉強し、勝利の栄冠を勝ち取ったすべての現任者の皆さんに、最大限の賛辞と祝福を贈りたいと思います。新制度のもとに誕生した彼らの活躍によって、これからの日本の獣医療はますます発展していくことと思います。輝かしい獣医療界の未来を大いに期待したいところです。

院長の、その他のgood job!?

院長の伊東は、日常の診療以外にも公的な仕事を数多くかかえており、コロナ禍で会議等は少なくなりましたが、過去には、飼い主の皆さまに(診療時間の変更などで)多々ご迷惑をおかけすることもございました。そのことを正当化するつもりは全くございませんが、ここでどんな仕事をしているのか、少しだけご紹介し、皆さまのご理解をいただきたく思います。

■東京都動物愛護推進員
聞き慣れない名称ですが、「動物愛護推進員」とは、東京都知事からの委嘱(いしょく)を受け、地域住民の身近な相談員として、動物愛護に関する助言等を行い、適正な飼養の啓発を行うボランティアのことです。東京都では現在約300名の動物愛護推進員が在籍し、動物医療のエキスパートとして獣医師からも動物愛護推進員が選ばれており、私もまもなく7期目(1期の任期は3年)となります。

■(公社)東京都獣医師会 防災ブロック長
(公社)東京都獣医師会の下町地区の7つの支部(足立、江戸川、葛飾、北、江東、荒川&台東、墨田の各獣医師会)は、現在「防災Aブロック」という地域カテゴリーに属しており、大規模災害時においては、各区の獣医師会が相互に協力・連携して動物たちの救護活動等を行うことになっており、私は現在、そのブロック内での調整役を担っております。
近年続いた数多の災害により、各支部の防災意識は格段に高まってきており、各担当者の志をより良い方向へ定めていけるよう、努力していきたいと考えております。

■(公社)東京都獣医師会 東京VMAT検討委員会 委員
医師会における「DMAT」を参考に、令和5年1月22日、(公社)東京都獣医師会内に「東京VMAT」が発足いたしました。「東京VMAT」とは、「Tokyo Veterinary Medical Assistance Team」の略で、大規模災害時に被災地域に派遣される、獣医師を中心とした動物医療活動支援チームのことです。現地ではおもに被災状況の調査や情報収集等を行い、現地の獣医師と協働して動物支援活動を行います。本委員会は、「東京VMAT」の立ち上げと当面の運営を担います。

■葛飾区獣医師会 防災委員(←平成30年12月に委員長の任を降り、新委員長を補佐する立場となりました。)
首都直下型地震などの大規模災害時、葛飾区と連携して区内の動物たちの救護活動をすみやかに行い、同時に、避難所内における秩序維持を図るため、葛飾区獣医師会では葛飾区防災課ならびに生活衛生課との定期的な会合の場を設けています。また、葛飾区は中川と新中川によって3つの地域に分断されているため、大規模災害時には、区内3ヶ所に「災害時動物救護所(仮称)」を設ける予定となっており、葛飾区獣医師会防災委員会では、“万が一”に備えた準備を着々と行っています。
私は、葛飾区獣医師会防災委員として、葛飾区との間で交わした「災害時における飼育動物対策の推進に関する協定」(いわゆる「防災協定」、平成18年4月28日)の締結当時から、一貫してこの問題に関わってまいりました。これからも他の委員とともに、葛飾区との連携をさらに深めてまいります。

■(公社)東京都獣医師会 倫理委員会 委員長
私の所属する公益社団法人東京都獣医師会は、正会員数およそ1000名、名だたる大企業を筆頭に、賛助会員約90社という大所帯です。獣医師は、国家ならびに国民の皆さまからライセンスを授かっていますから、公私いたるところにおいて、高い倫理観と道徳観が求められています。万が一、会員の中にそのご期待に反するような行為や非道徳的な言動、背反行為等があった場合、事実調査と審理を行い、その処遇をジャッジするのが倫理委員会の役目ということになります。幸い長年にわたり、この委員会が招集されたことはありませんので、今後も本委員会の活躍の場がないことを祈るばかりです。

■(公社)東京都獣医師会 共生社会構築委員会 副委員長
平成24年7月より始まった、10年以上も続くお仕事です。この公益法人の大きな目的が「人と動物のより良い共生社会の構築に寄与する」というものですから、本委員会は、動物の福祉向上を図ったり、人と動物との関わり合いをどのように高めていくかを会長あてに答申する、きわめて大切な委員会なのです。 具体的には、自治体によって保護・収容された動物の殺処分頭数を減らす方策を検討したり、動物の飼育率を向上させて(←これは、私たち開業獣医師の生活にも関わる問題ですが・・・)動物たちとの実りある豊かな生活を提言したり、都民向けシンポジウムや動物フェスティバルなどのあり方を検討したりします。 皆さまのお考えも反映できるかもしれませんので、ぜひ貴重なご意見をお聞かせください。

以下(↓)は、すでに終わった過去のお仕事です。
■公益社団法人東京都獣医師会 70周年記念誌編集委員会・委員
■東京都との災害時等における愛護動物の救護活動に関する協定 協定締結検討委員会 委員
■(社)東京都獣医師会 法人制度検討委員会 委員
■(社)東京都獣医師会 定款等諸規定検討委員会 副委員長
■(公社)東京都獣医師会70周年記念誌編集委員会 委員