
⽝の年間スケジュール

Preventive program
ベルノス動物病院では、動物の種類や生活習慣に合わせた各種の予防注射(ワクチン)をご用意しています。
感染症の中には、ワクチンで予防できるものがたくさんあります。継続的に予防接種を続けることで、大切なワンちゃん、ネコさんを感染症の危険から守ることができます。
とくに高齢のワンちゃん、ネコさんは免疫力が衰えてしまうこともありますので、定期的なワクチン接種をおすすめします。
ワンちゃんネコさんの生涯を通して、感染症の予防を心がけましょう。
対象動物:犬
狂犬病は、かかってしまうとほぼ100%死んでしまう恐ろしい病気です。動物だけでなく、人間にも感染してしまうことがあり、全世界で毎年数万人もの人が命を落としています。
近代日本においては、戦前、戦後にかけて狂犬病が流行していましたが、法律の制定にともない、飼い主さまたちがワンちゃんにきちんと予防注射を受けさせてくれるようになったおかげで、今では国内での発生は見られなくなりました。世界的に見ても日本は狂犬病の数少ない清浄国のひとつでありながら、周辺国では依然発生しており、いつ入ってきてもおかしくない状況です。
飼い主さま一人ひとりのお心がけが、この国の人々の命を守ることになるのです。
毎年、公園や保健センターなどで行われる狂犬病の集合注射は、短時間で数多くのワンちゃんたちに接種するため、簡単な問診だけで注射しなくてはなりません。ベルノス動物病院では、しっかりと診察した上で、安全&確実に注射します。
1.日時と会場が限定されている集合注射と異なり、診療時間内であればいつでも注射できます。
2.雨天、強風、土埃の影響を受けない病院内注射です。
3.体重、体温を測定し、ていねいに診察した上で注射します。
4.怖がりのワンちゃんで多少暴れても、飼い主さまに代わり看護スタッフが安全に保定します。
5.ワンちゃんたちの痛みを軽減するため、集合注射に比べてはるかに細い注射針を使用します。
6.葛飾区在住の方は、その場で注射済票をお渡しできます。(別途550円をお預かりします。)
7.注射費用は、集合注射よりも安価な3,190円(税込み、診察料含む)です。
8.お支払いはクレジットカード、交通系カードが使用できます。(注;注射済票代550円は現金のみです。)
予防接種についてご不明な点があれば、ベルノス動物病院までお気軽にご相談ください。
飼い主さまと一緒に愛犬の健康を守りましょう!
対象動物:犬・猫
混合ワクチンは、ワンちゃんやネコさんがかかりやすい、いくつかの病気をまとめて予防できる便利なワクチンです。
例えば、犬の混合ワクチンには、パルボウイルスやジステンパーなど、猫の混合ワクチンには、猫風邪の原因となる弱毒ウイルスなどが含まれており、これらのワクチンを打つことでそういった病気を一度に防ぐことができます。
混合ワクチンは、法律で義務付けられている狂犬病予防接種とは違い、必ず受けなければならないワクチンではありません。しかし、混合ワクチンで予防できる病気は、感染すると生命に関わるものや重症化する可能性のあるものもたくさん含まれています。
混合ワクチンで予防可能な病気の中には、依然フィールドで発生しているものもあるため、ベルノス動物病院では伝染病蔓延防止のためにも、1年に1回の混合ワクチン接種をオススメしています。
特に、ドッグランなどで他の動物と触れ合う機会が多い場合や、ペットホテルやトリミングを利用する場合は、混合ワクチンを接種しておくことで、愛犬や愛猫をこわい感染症から守ることができます。
ベルノス動物病院では、ワンちゃんは5種か8種、ネコさんは3種か5種の混合ワクチンをご用意しております。
対象動物:犬・猫
フィラリア症は、絶滅された病気と勘違いされている飼い主さまも多くいらっしゃると思います。ところが都心部においても、まだまだ現役の寄生虫。油断はできません。
フィラリア症は、蚊に刺されることによってワンちゃんやネコさんの体内に寄生虫が入ってしまう病気です。この寄生虫は、ワンちゃんの心臓や肺の血管に住みつき、血管を詰まらせたり心臓機能を悪化させたりします。放置すると咳や呼吸困難、むくみなどの症状が出て、最悪の場合は死んでしまうこともある恐ろしい病気です。
また、ネコさんの場合は本来の宿主ではないため、心臓に行きつくことはまれで、フィラリアが体内を移動中に激しいアレルギー反応を引き起こし、突然死してしまうこともあるワンちゃん以上に怖い病気となります。
フィラリア症の予防は、予防薬の投薬によって行います。予防薬には内服薬とスポットオンタイプの薬剤がありますが、ワンちゃんの場合は、ノミやマダニの駆除と予防、お腹の虫下しが同時にできる内服薬を第一におススメしています。もちろん、内服薬が苦手なワンちゃんにはスポットオンタイプの薬剤の処方も可能です。このほか、リーズナブルに予防をしたい飼い主さまにはジェネリック薬品(フィラリア予防のみ)のご用意もございます。
ネコさんは、首から肩にかけて薬剤を滴下するスポットオンタイプが使いやすく、おススメです。こちらもフィラリア予防のほか、ノミなどの外部寄生虫駆除、お腹の虫下しの効果があります。
フィラリア症は予防ができる病気です。愛犬、愛猫の健康を守るために獣医師の指示のもと、毎年きちんと予防をしていきましょう。
対象動物:犬・猫
ノミやマダニは、犬や猫の皮膚に寄生してかゆみや皮膚病を引き起こします。また、ノミは瓜実条虫(サナダムシ)の中間宿主となるため、ノミを口に入れてしまうことでお腹に寄生虫が入り込む原因にもなります。さらにマダニは、貧血を引き起こすほか、犬バベシア症、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)といった人間にも感染する病気の病原体を媒介するものもいるため、大変危険です。
ノミやマダニの予防には、定期的な駆虫が大切です。スポットオンタイプ(皮膚に滴下するタイプ)の薬がとても使いやすく主流となっていますが、犬の場合は内服薬もあります。
ベルノス動物病院では、数種類のノミ・マダニ駆虫薬を取り扱っています。ワンちゃん・ネコさんの年齢、体重、生活環境などに合わせて、最適な薬を選んでいます。
飼い主さまの待ち時間を短縮できるように、また、落ち着いてご記入ができるようにPDFで問診票をご用意しております。
下記より該当の問診票をダウンロードの上、印刷・ご記入して診察の際にお持ちいただけると大変スムーズです。